日常

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頭を掻いたキルト どうしようかな、と考えてるうちに だんだん楽しくなってきたのか キルト「イッツマジカル。スライドプレート、速さについてこれるかな?」 キシシと笑い声をあげながら 詠唱する 空中に表れたプレート 半透明な白に赤色で矢印が書いてある キルト「イッツマジカル。スライドプレートs'」 再び唱えれば、プレートが沢山表れた 玲音「なにが起きるか想像つかないな」 苦笑いした玲音 いきなり息遣いを変えた キルト「キシシ」 笑ってプレートに飛び乗る 矢印が書いてある方向に飛んでいく その速さは目で追うのがやっとのスピード 小柄な半獣がちょこまか動かれると戦いづらくて仕方ない どうしようかと考えた末に玲音は目を閉じた キルト「目を閉じたら勝負にならないよ」 口を緩めたキルト 闇触手が玲音を捉えようとしたが 玲音「気配が一番追いやすいんだよ」 するりとかわされた それからはお互い引かない攻防戦 キルトが繰り出す攻撃を玲音はただ避けるだけだった キルト「総てを凍てつかせろ、雹婢」 動かれるとかわされるので 動きを封じようと思って雹婢を呼び出した
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