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昼御飯を平らげると教室に戻る
人は好きだけど人混みは嫌い
なにより耳障りな音が沢山なる食堂に
食事が終わってからも居座る理由がない
教室につくと、ノートにメモしていた時間割を見る
次は、実践だ
どうやら今回は隣にある武道専門の学院に稽古しに行くらしい
実践は楽しいから好き
体を動かすのが好き
魔法を使えるのが楽しい
唯一人に褒められるから実践が大好き
キルト「でも、剣士や体術じゃ相手にならないよ」
ふぅっとため息をついた
遠距離だと役に立たない近距離専門の奴らは相手にならないから
稽古と言うよりは遊びになってしまう
キルト「兄ちゃんみたいに強い人いないかな」
血は繋がってないけどキルトには沢山の兄弟がいた
全員拾われたり譲られたりした孤児
その中でもキルトが兄と慕っていた人が居たのだ
大人顔負けの大剣使いだった
もう、何年もあってないけど、どこでなにをしてるのだろう。
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