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「あ、神影っ!もっ、早く・・・あぁ!」
「早く・・・入れて欲しいのか?」
神影の言葉に頷けば、神影が笑う。
嬉しそうに・・・。
ゆっくりと・・・受け入れないであろうオレの蕾へ、指を入れていく。
痛みと微かな圧迫感。
力を抜こうとするが、異物を拒もうとする為に不可能だ。
「神影、すまなっ!あぁ!やっ、くぅ・・・。」
「大丈夫か・・・?」
お前が辛そうにしてどうするのだ。
大丈夫・・・お前と繋がれるならば、痛みなど耐えられるわ。
オレは、神影に口付けた。ただ、そうしたかっただけだがな。
口付けた時に神影は、優しく笑いかけた。
ただ、それだけで良い。
神影が笑うのなら。
オレはそれだけで良い。
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