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†side mikage†
夜になれば、時々誘ってくる竜也。
その度に、理性を保とうと資料に目を通しただろう。
抑え込もうとしてた己の欲望を、有りのまま竜也に突き付けている。
辛いだろうな・・・。
今ならまだ引き返せるだろうが、竜也はきっと望まない。
「くっ!ぁ、あぁ!神影、早く・・・もっ!」
「一回イこうか?」
「やっ、あぁぁぁ!」
嗚呼・・・綺麗だ。
愛しい者を抱くことが、こんなにも幸せだとは。
もっと早く、素直になっていれば良かった。
そうすれば、もっと早く笑うことが出来ただろう。
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