路上にて②

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我に返ったと同時に怒りが込み上げてきた。     絶対に許さない!!! 被害にあった事実よりも自分の欲望を満たす為だけに犯罪を犯した輩が当たり前の日常を送り続けるなんて絶対に許さない!!!     腸の煮えくり返る怒りで急いで家に帰り犯人の服装やヘルメットの色などを一生懸命思い出し、警察に電話をした。     応対してくれたのは女性警察官。凄く親身になって聞いてくれた。さすが同性。     一通り話すと「これから警察官が調書を取りに伺いますので、もう一度詳しい話しをお願いします」とのこと。     自宅待機すること10分。 ドアの外には2名の男性警察官が立っていた。     1人は私と同世代くらい、もう1人は年配の方だった。
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