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ピンポーン…
「おい新八、客だぞ~」
銀時はソファーに座り、手をヒラヒラさせている。
「いや、お前が行けよ!!」
「新八、男を見せる時が来たネ」
「ただ客の出迎えだろ!!」
新八は銀時と神楽に盛大にツッコミながら
しぶしぶ玄関に向かい、ドアを開ける。
「はいはいお待たせしました~。…ってあれ?」
「よぉ、久しぶりだな」
新八の目の前には真選組の局長、近藤と
副長の土方、1番隊隊長の沖田がいた。
「や~新八君!お妙さんは元気か…ぶふォ!」
ガラガラ…ピシャン!
「おい新八~、何やってんだよ~。セールスとゴリラは追い払えって言ったろ」
銀時は近藤に飛び蹴りし、ドアを閉めた。
近藤は泡を吹いて倒れている。
「あっ、銀さん。…それにしても真選組が僕らに何の用事ですかね」
「はあぁ~、旦那…。相変わらずひどいですねィ」
沖田は玄関を少し開け、隙間から顔をだしていた。
「あっ!どS!何しにきたアルか!」
「チャイナ!ここで会ったが100ね…。あっドアは閉め…いたたたた!首が!首が!!」
神楽は玄関のドアを閉めようとしている。
「何やってんだ、てめーら」
新八は呆れた顔で2人を見つめていた。
その時、
「おい、総悟。俺達は遊びにきたんじゃねーんだ」
土方が低い声で喋ると神楽は玄関から手を離し、
沖田もようやく首が解放された。
「あん?じゃーお前ら何しにきたんだよ」
「あれだ、あれ…。おい、近藤さん」
「はいはい、これだ」
ようやく意識を取り戻した近藤は、
懐からだした紙を万事屋3人に見せた。
「「…大食い選手権…??」」
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