鍵(亮介)

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リョウ「その後、収録だったよな?」 アオキ「はい。歌番組の収録の為19時までには入って下さい。珠己さんにも、そちらでゆっくり待って頂ければ宜しいでしょう。また違う一面が見えますし、テレビの裏側も面白いですよ」 システム手帳をパタンと閉じてニコリと笑う リョウ「大丈夫だよ。青木さんに付いていれば。それに華月達もいるだろ?じゃ…また後でな」 片手を振り、背中を見せた タマキ「まっ……りょ……ぅ…さん」 バッと服を掴んだ手が一瞬にして離れ、しどろもどろになる リョウ「ぷっ(笑)いいのに…亮介で」 振り返り耳元で囁くと首を横に振った タマキ「だって……お仕事中でしょ…それに…」 リョウ「そんな心配はしなくていいよ!珠己が呼びたいように呼べばいい。テレビ局で待ってて?」 行かないで…みたいな顔をする珠己を置いて、もうひとりのマネージャーが待つラジオ局に向かった .
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