11678人が本棚に入れています
本棚に追加
/373ページ
リョウ「その後、収録だったよな?」
アオキ「はい。歌番組の収録の為19時までには入って下さい。珠己さんにも、そちらでゆっくり待って頂ければ宜しいでしょう。また違う一面が見えますし、テレビの裏側も面白いですよ」
システム手帳をパタンと閉じてニコリと笑う
リョウ「大丈夫だよ。青木さんに付いていれば。それに華月達もいるだろ?じゃ…また後でな」
片手を振り、背中を見せた
タマキ「まっ……りょ……ぅ…さん」
バッと服を掴んだ手が一瞬にして離れ、しどろもどろになる
リョウ「ぷっ(笑)いいのに…亮介で」
振り返り耳元で囁くと首を横に振った
タマキ「だって……お仕事中でしょ…それに…」
リョウ「そんな心配はしなくていいよ!珠己が呼びたいように呼べばいい。テレビ局で待ってて?」
行かないで…みたいな顔をする珠己を置いて、もうひとりのマネージャーが待つラジオ局に向かった
.
最初のコメントを投稿しよう!