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リョウ「激しい衝撃の中、珠己だけは置いて逝きたくない…生きたい…生きて珠己を抱き締めたい…強く願った。俺が生きていられたのは珠己への想いの強さと……珠己の両親のおかげなんだ」
タマキ「ママとパパの?」
リョウ「あぁ…真っ白な所にいて、自分が何をしているのかわからなかった。ただ歩けばいい…頭の中に響く声に黙って歩いたんだ。そうしたら不意に手を握られて……そこに、おばさんが立ってた」
亮介は死にかけていた
珠己の事故同様に、助け出されるまでに時間がかかり、事故の衝撃と怪我による出血の多さに術中危なかった時があった
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