廃人になる

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
 俺はこないだ恐ろしい夢を見た。    それはそれは恐ろしくて、夢からさめると俺は汗だくになっていた。 「ハァ……ハァ……。」    それはこんな夢だった。 ……… …… …    俺は島にいた。 どうやら無人島、いや観光地として開発されているようだ。  島の北東部分から南西部分まで洞窟が這っているようだ。   適度に森もありそこを数人で地図を片手に歩いていた。まるで修学旅行みたいだ。  丁度南西部分の洞窟の出口。洞窟から出てきたところだった。 A「さーてと。一通り回ったかな」 B「そうだな。集合時間もそろそろみたいだし行くか」 俺「俺……、行かなくちゃ」 A「どこに」 俺「それは……」 B「まぁいいや。早めにかえって来いよ?先行ってるからな」  ありがとう。    俺はそう言い残し。洞窟に戻った。そして走った。  十数分走りつづけて、北東部分についた。洞窟内だ。  そこに女の子がいた。  セーラー服の後ろ姿が見える。    俺は後ろからそっと抱きつき こう言った。 「やっぱり君のこと……忘れられないから、戻って来ちゃったよ」 「……」     「好きだ……」             「……長門」   … …… ………  ヒイイイィィィヤヤヤヤヤアアアアァァァァ‼‼‼‼‼‼‼‼‼  廃人になるぅううぅぅ‼     ノンフィクション。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!