# 05

2/3
前へ
/52ページ
次へ
アツキは戸惑いながら、ホテルへと車を走らせた。 途中何度も何度も 私を気にして 「ホントに良いの?」と聞いた。 その度に私は笑った。 きっと私は軽い女だと思われただろう。 それでも 私はアツキと居たかった。 たとえ 今日限りだとしても。 私は アツキを好きになっていた。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加