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法事に出た後に、優太と言う人の住所が手紙にあったので訪ねてみた。そこは窯元だった。
「あのぅ~優太さんいらっしゃいますか~?」少しすると優しそうな男性が出て来た。こんにちは~と声をかけると
「あやさん?だよね?和哉の?」
私が頷くと
「和哉から写真を見せて貰ってたから解ったよ」
にこやかに言った。
「俺、あいつと幼なじみで(笑)和哉から預かり物があるんだ」
そう言うとイビツだけど温かみの有るマグカップを渡された。そう言えば東京に居た時に和哉の入院話で言う事を聞いてくれず私が怒り自分のマグカップを落とし壊してしまった事が有ったのだ。それを作ってくれたんだ!
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