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優太は、和哉が私の事を色々話しながらマグカップを作ってた様子を話してくれた。そして
「ホントは和哉、これ渡すか迷ってたんだ」
えっ?と私が言うと
「思い出に残る物を、あやに渡して辛くしちゃうかな」って、あいつ…。けど俺は渡した方が良いって言ったんだ。何となく、あやさんなら遺品として大事にし強く生きて行ける人だと思ったから…。和哉の話し聞いてさ!
「有難うございます!」
私は泣きながら言った。
私はマグカップを胸に抱き仙台に帰った。
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