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なぁんだ、ミニキャラのおん………………ミニキャラ?
「ミニキャラァァァァアアアッ!!!!!!」
「きゃうっ!うるさーい!」
「あ、ごめん;……って謝ってる場合じゃねぇ!君、なんでそんなにちっさいの?」
何かの病気なのかもしれないし、一応聞いてみよう。
「むぅー、ちっさいって人が気にしてるのにぃ!」
病気じゃないみたいだ。
でも、ちっさいのレベル越えてるよな…。
俺が目を白黒させながらミニキャラな女の子を見ていると、
「あっ、ハタタ!まだこんなとこに居たのか!!」
頭に白いタオルを巻いて上半身裸のミニキャラな男の子が現れた。
「タケハカ!?まっず~。」
ハタタと呼ばれたミニキャラな女の子は俺の後ろにササッと隠れる。
「なにが、まっず~だ!ほら、さっさと行く…。」
言葉が途中で止まった。
俺の存在に気づいてなかったのか。
「初めまして~、今日からこの村の住人になった蛇塚アオイです。」
ニッコリスマイルで挨拶。
何事も第一印象が肝心だからな、うん。
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