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久々の登校。
事故の汚れがすっかり落ちた制服。
槇斗が優しく私を見つめる。
「何もしてやれなくてごめんな。」
とても辛そうに言った。
「私は大丈夫だよ。」
きっと学校に行けば、噂話しをされるのも覚悟していた。
途中、春菜と拓海君が合流。
結局あれから会長は眠ったままだったと聞いた。
「学校終わったら直ぐに行くよ。」
私は笑顔で言った。
何となく重たい空気になる…
無言のまま学校に着いた。
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