今更

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「今更だけど、槇斗が好き!槇斗が大好き!」 私は叫んでいた。 近所の犬達が吠え始める。 「しーっ!声でかいよ。」 慌てる槇斗。 「まだ、私の事好きでいてくれる?」 お構いなしに尋ねた。 「いきなりどうした?って言うか、今そっちに行くから。わかるように話してくれよ。」 窓から窓へ飛び移る槇斗。 窓を閉め向かい合わせに座った。
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