まっすぐで碧い でもどこか儚い そんな空色

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      どんなに手を伸ばしても けっして届かない 届きそう あとちょっと でもそれはただの夢 幻 いつだか誰かが言った 二次元だと 魔法だと たしかにそこにいるのに 手を伸ばしても届かない 私の前にあなたがいたら? 無防備に眠っていたら、、 きっと私は触れられない 何度も何度も 寝顔を確認する でも こわくて こわくて 触れてしまったら 一瞬でも触れてしまったら きっともう 戻れない きっともう 抜け出せない 何かが変わってしまう もっと もっと すべてを望んでしまう 見守る ことが出来なくなってしまう 一瞬でも触ったら きっと 今のあたしではいられなくなる ただ純粋に好きだと言えなくなる       →続く  
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