僕はノーマルだ《宝の恋人編》

水族館に行こう！《前編》

　💧😒✋　本人が
　　　　　この話を聞いたら、

　絶対に――

『💢😜✋💥　ふざけるなぁっ‼』

　――と、言ったであろう。

　まぁ、そこらの
　　　　　ツッコミはさて置き。

　宝の妄想は、まだ続いている。

『💧😔✋　フン……
　　　　勝手に一人で行けば？』

　……一人でご休憩ですか？。

『💧😔💨　私はもう、

　豊和のコトなんか
　　　　　　どうでも良いし⁉』

　　摂氏一万度の
　　　　　　情熱で語る豊和に、

　宝は依然として
　冷めたおでんの様な態度で、
　　　　　　素っ気なく答える。

　間もなく宝は、

　つまらない顔をアリアリと
　　　　　　　　作りながらも

　体をひるがえして後ろを向き、

　そのままスタスタと
　豊和の前から
　　　　　立ち去ろうとした。