看護婦さん

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 私の友人の看護婦さん、彼女とは同じ病院で働いていたのですが、いつも優しい理想的な看護婦さんでした。  困った患者さんや横柄な医師にもかわらず優しく接していてこんな看護婦さんになりたいなあとあこがれていました。  そしてある飲み会の話で(そのとき私は夜勤のため出席していませんでした)とても嫌われ者の小児科ドクターが大も小も漏らした挙句、酔いつぶれその友人がズボンを洗ってあげたというのにお礼の一つやさらにはお詫びの一言もなかったということを聞き憤然としました。  後日、看護婦さんの飲み会ではむかつく医師に下剤を盛るという話で盛り上がっていて、「確かにラキソ(液体の下剤)とかだったら簡単にもれそうやね」「いや苦いでしょ」などと盛り上がっていたら彼女が一言。 「プル(錠剤)をつぶしたら一番効くよ」 といつもの笑顔で・・・。  あのときの医師の失禁はまさか・・・。
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