第弐幕:光
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最初は絶望した。 けれど、視覚が遮られてからというもの、代わりに自分の聴覚等の感覚が研ぎ澄まされていく事に気付いた。 所謂“光”を視覚で捉らえられなくとも、違うカタチでの“光”を発見した。 彼は絶望から立ち直り、身体が知覚する“光”に導かれ、日々を生きていた。
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