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「予想以上に時間が掛かったな」
ゼロは長い砂漠を2日で渡りきった
「あれが1番近い街かな・・・」
ゼロは地図を確認して街に入る、街のなかは所々壊れた建物や砂漠の砂があった
「ねぇ、お兄ちゃん」
「ん?」
ゼロの近くに小さい女の子が来る
「お兄ちゃんってレントン?」
「いや違う、オレはゼロっていう」
「そうなの?」
「そうなの、早く帰りな親が心配するぞ」
「私は、お母さんもお父さんもいないよ」
女の子は笑顔で答えた、まるで何かを失ったような笑顔で・・・
(どこに行っても戦争はあるもんだな)
ゼロは何かを感じとっさに後ろを振り向く
「あっ!」
そこにはゼロのバイクの部品を持った子供達
「お前ら何を・・・」
「逃げろ!」
子供達は部品を持って一目散に逃げる
「はぁ・・・」
「ごめんなさい・・・」
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