トレゾアからの贈り物<後編>

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「大丈夫か!?」 ホランドはエウレカの肩をそっと押さえる 「うん・・・少し打ったみたい、大丈夫」 「そうか・・・それにしても、よく受けとめたもんだ」 ホランドは改めてまわりを見ると小規模のクレーターが出来ていた 「どうだ?助かるか?」 アヴァロンではゼロの治療が始まっていた 「ふぅ、目立った外傷は無し内臓も正常だ、問題は輸血だ」 「何故だ?ゼロ用の輸血パックがあるはずだぞ」 「ゼロは最近ボディの新調をしたな、原因はそれだ」 「何でまた?」 「新たにナノマシン技術を取り入れたボディだ、本来ナノマシンは活性化を促すものだ、だからナノマシンを使うと傷の直りが早い」
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