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どれくらい眠っていたのだろう…
体が揺さぶられて、少し目を開けてみると目の前に、大きくて、暖かい背中が……
驚いて体を動かせば、
『ちょ!!おとなしくしてやッッ(焦』
とそれこそ驚いているような声。。
どうやら俺は巨人におんぶされとるみたいや…
って…
ええぇ!!!!!!!!
おんぶ!!!!!??
手足をバタつかし暴れていると、
『お前落とすぞ…』
と優しいけど咎めるような声色で言われた(苦笑)
「ごめん……」
素直に謝れば、軽くため息をつかれた…
『わかればよし』
よかった…と頬を緩め、
黒田の背中に頬擦りをする…
優しく香る黒田の匂いと、
意外と心地いい乗り心地…
俺はまた目を閉じた
「くろだ……?」
『ん……』
「俺のこと好き…?」
『…………好きや…
……愛しとるよ////』
「……ありがと//」
あぁ幸せやなぁ……
ただ一言で、こんなに心が温まる…
自分で言うのもなんだけど、俺はかなり幸せだと思う……
『………お前は?』
幸せの余韻に浸っていれば、いつもとは違う自信の無い小さな声でボソッと呟く黒田…
「っふ,しょーがないなー(含笑
俺はお前の声もお前も大好きやで…
誰にも渡したくない//」
『…………………///』
シャイな黒田にはちょっと言いすぎたかな(笑)
でも俺の愛は伝わったやろ??(微笑
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