変わらぬ想い

4/9
前へ
/149ページ
次へ
どれくらい眠っていたのだろう… 体が揺さぶられて、少し目を開けてみると目の前に、大きくて、暖かい背中が…… 驚いて体を動かせば、 『ちょ!!おとなしくしてやッッ(焦』 とそれこそ驚いているような声。。 どうやら俺は巨人におんぶされとるみたいや… って… ええぇ!!!!!!!! おんぶ!!!!!?? 手足をバタつかし暴れていると、 『お前落とすぞ…』 と優しいけど咎めるような声色で言われた(苦笑) 「ごめん……」 素直に謝れば、軽くため息をつかれた… 『わかればよし』 よかった…と頬を緩め、 黒田の背中に頬擦りをする… 優しく香る黒田の匂いと、 意外と心地いい乗り心地… 俺はまた目を閉じた 「くろだ……?」 『ん……』 「俺のこと好き…?」 『…………好きや… ……愛しとるよ////』 「……ありがと//」 あぁ幸せやなぁ…… ただ一言で、こんなに心が温まる… 自分で言うのもなんだけど、俺はかなり幸せだと思う…… 『………お前は?』 幸せの余韻に浸っていれば、いつもとは違う自信の無い小さな声でボソッと呟く黒田… 「っふ,しょーがないなー(含笑 俺はお前の声もお前も大好きやで… 誰にも渡したくない//」 『…………………///』 シャイな黒田にはちょっと言いすぎたかな(笑) でも俺の愛は伝わったやろ??(微笑 .
/149ページ

最初のコメントを投稿しよう!

189人が本棚に入れています
本棚に追加