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母『…ごめんなさい』
シン「何があったんですか?」
おじさんとおばさんはお互い顔を見合わせてゆっくり言葉を発した
母『実は…茜に隼人という彼氏がいたの
とても優しい子でね…』
父「あぁ。
よく私たちの面倒も見てくれてたしな―」
二人はあの頃を振り返るような眼差しをしていた
シン「いい人だったんですね」
母『えぇ…
でもね、4ヵ月前茜が妊娠したことを知ると連絡がとれなくなってしまったの』
父「行方もわからなくなってな…」
シン「…そうですか」
母『茜はまだ18歳だから、その体で子どもを授かるのは早過ぎだと私たちは反対したんだけど…』
父「茜は絶対産むんだって言って、私たちの言うことを聞かなかったんだ」
シン「…ちょっと様子を見てきます」
一礼して部屋を出ると二階へ向かった
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