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グスングスンと部屋の前からすすり泣く声が聞こえていた
シン「…大丈夫?」
茜『グスンッ―ごめん…』
シン「おじさん達から話を聞いた」
茜『そっか。
でも…私は信じてる
隼人は―必ず帰ってくるって。
この子と一緒に待ってるの』
電源が入っていない携帯を片手に彼が帰ってくることを願って―
シン「お前、強いな」
茜『そう?
私は強いわけじゃ―…うッ』
彼女は突然、お腹を押さえ、苦しみだした
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