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シン「ボクはシン」
シンと名乗った青年はとても悲しい目をしていた
首には暗い道を淡く灯す石がぶら下がっていた
茜『私は茜
栗原 茜(クリハラ・アカネ)』
シン「お前、リンゴ好きなのか?」
そっとリンゴを私に手渡すと切ない笑みを浮かべた
茜『うん。大好き!』
シン「そっか
荷物、家まで持とうか?っていうか持つよ」
私の隣に置いてある買い物袋を見て彼は言った
茜『えっ?
い、いいよ💦大丈夫だから💦』
シン「重いもの持つとお前も苦しむし、お腹の中の赤ちゃんも苦しむだろ?」
茜『じゃ…お願いします』
暗くて淋しい道は淡い灯かりとともに安心感を感じさせてくれた
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