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「優ちゃんの苦手なこちょこちょしちゃうぞ~?
マジでしちゃうぞ~?」
次第に息が荒くなる結城。
ハァ…ハァ…もうたまらんでごぜぇます。
…くらいな勢いで。
ハイ、ここで質問タイム!
こんなくだらないことに時間を費やすより、もっと有意義に時間を使ったほうがいいだろうか?
イエスか?ノーか?
イエスが大多数!
つか全員!
…な感じに無駄だ。
しかし、優が目を覚まさないように、そっと脇に手を伸ばす結城はとても真剣。
そして無事、妹の脇に手が到達する。
あとは、正義のこちょこちょ攻撃をするだけだ。
こちょこちょ~、こちょこちょ~…。
「――――ぶッ!?」
一瞬、結城の“意識が飛んだ”。
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