1. ハルカの場合

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そんな ある日の放課後 教室にヒトリでいたら 君が慌ててやってきた。 一瞬 君と 目があった。 ━━ドキッ━━ 心臓が大きく脈打ち出す。 君は すぐに目をそらし 自分の席へ向かい 机の中をあさりだした。 何か話さなきゃ… そう思ってるのに 声がでない…… 胸がギュ~ってなってきた… 君は 探しモノが見つかったらしく 小さく「あった☆」と呟き それをカバンに入れた。 それから君は 足早に 教室を出ようとした。 このままじゃダメだ… 俺は 大きく深呼吸して ハルカ:「浅見さん」 君を 呼び止めた。 .
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