花火。

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.  どきり、  心臓を震わせて  付き合っても尚、慣れない感覚。  「や、えーと…かき氷食べたいなぁなんて」 ばしんッ  ・・・殴られた。  痛いじゃんか。 「………あ、そろそろ花火…。」 そう呟いた瞬間  ぐい、と 手を引かれて  あっという間に人混みを外れ   人気のない林へ  焼きそば落ちた…!!(ry だんッ、て、木に押さえつけられて。 「みな、み?!」 血迷った?!  「…………どういうつもりだよッ!」  びくり、  肩を震わせて  奴には珍しい大声に  心底、驚いた。 「……な…に…?」 「煽り過ぎだろ…ッ」 …………What?? 「煽ってなんか……ッ!」 唇を深く塞がれて 神経がソコに集中する。 「……んぁ…ふ、……ん…………」 漏れる声  響く水音 誰かに聞かれたら  見られたら  そう考えるだけで  身が縮こまる。  .
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