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「神田君が営業の新しい仲間で、今後の君達の新しい統括部長だ。」
なんですとぉぉーーー！！
私の心の叫びを掻き消すように辺りがざわめく・・・。ざわめきの中には「天海さんじゃなかったのかよ」とか「何でまたニューヨークから？」などと聞こえてくる。
「営業を代表して、天海君。」
「はい。営業部へようこそ。神田部長を歓迎致します。」
「こちらこそ仲良くして下さいね。あ・ま・み・さ・ん。」
その、爽やかな笑顔があなたの武器なのね・・・。
営業二課の事務の子たちは目がハートマークだ。
営業一課の部下の以下５名はビビりあがっている・・・。
なんたって私の背中しか見ていなくても、そのどす黒いオーラが見えているからだ。
私と神田さんは固く握手を交わす。
「天海さん、後で私の部長室にきてくれるかい？」
「かしこまりました。」
新任の神田部長の紹介も終わり、各自仕事に取り掛かる。
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