『泣いた赤オニ』
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「じいちゃんの話やと… 小さくて 欲が深くて… そのくせ臆病で …つまらんこだわり持ってて… 木ぃ切り倒して自分達の居場所作って王様気分や。 ゆくゆく自分らの首を締める事も知らんと…。」 「…そうなんだ…。」 少し残念そうな赤オニの横顔を見て青オニは焦った様に着けたしました。 「ま…まあ、じいちゃんの話やから当てにならんけどな! うちのじいちゃん、ちょいボケとるし!」
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