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今日も、いつものように学校に行って、一旦帰って着替えて、バイトに行った。
いつも、バイトにはジーンズに一応白いシャツで行くと、黒いエプロンをしたら、OK。何となくそれらしく見えるでしょ。
「おはようございます。」
店の裏口から入って、カウンターまで着いて、挨拶した。
夕方でも、そう言えってマスターが言うから…。
「おはよう、真琴、今日遅かったな?遅刻は駄目だぞ、向こうのテーブル片づけて来て。」
来て早々に叱ってくるマスター、確か名前は洋司さん、40前後かな?興味無いけど。昨日、今日は委員会で遅くなるって言ったのに、覚えてないな…
「マスター、今日は委員会で遅くなるって、昨日、言っておいたじゃないですか?」
「わりぃ、遅くなること今思い出したわ」
タバコを吸いながら、言った。絶対悪いって思ってないよこのひと。
「まぁ、いいですけど」
少し、ふてくされて言った。
テーブルは片づけたけど、お客さんはカウンターに一人いるだけだし…。カウンターには近付かないようにしよう。苦手な人物がいた。
「テーブル片づけ終わったんで、裏で洗い物済ませますね」
返事を聞く前にダッシュで、カウンター脇を通るつもりだった…。
「真琴ちゃん、何で逃げるのかな?」
今、捕まっている。カウンターにいたお客さんに…。
カウンターの足の長い高い椅子に座って、それでも余った足を組んでいた。
「はぁ、芹沢さん、襟首掴まないで下さいよ。これでも忙しいっすけど?それに、こんなところで仕事サボっていいですか?バレたら会社クビですよ?」
私は手にはトレーとその上には、お客さんが使った今片づけて来たコーヒーカップが乗っているので、暴れる訳にはいかない。
マスター何気にカップとかにお金掛けてるから、バイト代が飛んじゃうしね…
後ろ向きなので、どんな表情か分からないが、余裕な様子で言った。
「大丈夫、用が済んだらすぐ戻るしね」
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