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俺は我武者羅に自宅へ向かい、必死な思い出自宅の玄関までたどり着いた。
「ハァ・・・ハァ・・・・」
俺は右ポケットから鍵を取り出し、ドアを開け家へ入った。
「ヤベーな、こういう場合ゲームみたいに都合よく俺が兵士とかやってれば銃ぐらいあるけど・・・・」
俺は何か武器になるものは無いか辺りを探した。
「あ!!」
俺はふと脳裏に横浜の警察署が過った。
「でも待てよ・・・普通に俺で考え付くんだ、今頃この騒ぎでオタク達が警察はダメだとか言って、横浜に一斉に向かっていったら俺行っても無駄死にするんじゃ・・？」
確かにそうだ、オタクが銃の在りかを知っていたところで、実戦で銃の経験も無い人間が無駄に弾を撃ってなくなってるどころか、オタクがゾンビになっているはず。
「ッチ!!幸い工場員だからモンキーとかならあるんだが・・・・」
冷静に考えて、近距離より中距離、中距離より遠距離って理論が正しいんだろうな・・・・
「じゃあ近距離しか無いおれ振りジャン!!」
俺はイラつきにソファーを蹴った!!
「でも此処に何時まで居ても食料が持たないしな・・・・引きこもってもいずれ死ぬぐらいだったら実戦で慣らしていくのがいいのかもな。」
俺は工房の工具キットをかばんに詰め、家を後にした。
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