序章

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2010年9月10日、俺はいつもの通りの日々をおくっていた。 いつもの生活を語るならば、数匹の屍つまりゾンビを駆除してるという事だ。 「いやに静かだな……」 俺は辺りを警戒しつつ、愛用のベレッタを構えた。 「ウゥ…ウゥ…」 何処から唸り声が聞こえた、間違いない奴等だ。 「さぁ~て、イッチョ派手に行きますか!!」 俺はベレッタに銃弾を詰め込み、他に奴等が居ないか確認しつつ接近した。 「ウッ!」 どうやら俺の存在に気付いたらしい、まぁ奴等も自我が無いだけで察知する感覚はあるんだ、音や光に対する判断力は通常の人間の倍発達してると言っても過言ではない。 「悪いな、恨むんだったら自分を恨みな!!」 俺のベレッタが火をふいた!! 「ウッ!?」 俺は奴の頭部を撃ち抜いた、そうこれがあの日を境に起きた日常である。
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