迫り来る米国の脅威

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バタフライナイフ、そこらのナイフと比べれば遥かに殺傷能力のある代物だ。 「ん?何だありゃ!!」 俺は目の前の光景に絶句した。 「人が人を喰っている!?」 その時、俺の脳裏に色々な想像が結論をたてた。 「た、助けてーー!!」 女の人の声だ、そうその声の主は俺の目の前で肉体の腐敗した人間に追われていた。 「ちょっと、そこの貴方助けてェーーーー!!」 その女性は俺を発見したらしく、俺に助けを求めた。 「こっちまで走ってきてください、この先はマンションです、俺が出た段階では危険な輩は居ませんでした!!」 女性は安心したのか猛スピードで俺の元へやって来た、だが俺はふと思った、(ありゃ、人間じゃねぇ。)そう思った決定的な証拠は腐敗した体、そんな体でまず生きてるはずが無い、昔やったゲームで見たゾンビ見たいな事だ。 「オイオイ、こりゃリアルバイオハザードってか?」 「あの・・・・あの変な腐った輩は主人が投擲類や刃物で攻撃したのですが、何一つ傷が衝かないんです!!」 なんだってぇー!!モロ、バタフライナイフで戦おうとしていた俺は不利ってか!? 「分かりました、では今の僕の所持品では太刀打ちできません、なので一度マンションまで行って安全確保しましょう、先ほどの話じゃご主人は何処です?」 「しゅ、主人はあの輩に噛まれました、それで今貴方に近寄ってきてるのが主人です・・・・」 糞ッたれが!!面倒ごとは御免だぜ!?まぁとにかく取り合えずゾンビとでも名づける連中の歩行速度はゲーム同様に糞遅い、逃げる事ぐらい容易だろう・・・・・・・
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