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セルシア「……本当に良かったんでしょうか?」
セルシアが困った表情でジャンヌに聞いた。ジャンヌは振り向きながら
ジャンヌ「あぁ、良いの良いの。あの2人はほっといて」
あの2人とは、勿論マルシェとウィンドの事である。ジャンヌ達は2人をおいて次に行っていた。
次はウィンドと一緒に収集クエストに行った《ディクス・ショウナリー》の所に行ったが……
ジャンヌ「居なかったわね……図書館かしら?」
ジャンヌの話しによるとディクスは勉強家で暇な時は図書館に行っているらしい。
ちなみに図書館は訓練所の中にある。
ジャンヌ「じゃあ、次がラストかな?……っと、話をすれば何とやら」
ジャンヌの目の前に1人の女の子が走って来た。
ジャンヌ「ユリちゃ~ん!何してるの?」
ユリと呼ばれた女の子はジャンヌの前でピタッと止まる話出した。
ユリ「ハァハァ……やっと見つけたで!?ジャンヌさん、何処いっとった~ん?……って、そっちの子は誰ですか!?メッチャ美人さんやないですか!?」
ジャンヌ「あぁ、この子はセルシアちゃん。今まで皆を紹介してたの」
ユリ「そ~なんや~!うちは《大伴坂 姫百合(おおとものざか ひめゆり)》言います。ユリって呼んで下さい!」
セルシアに自己紹介を終えたユリは本題を思い出した。
ユリ「そや!ジャンヌさん、それからセルシアさんにもお願いがあるんやけど……」
ジャンヌ「お願い?」
セルシア「私にもですか?」
ユリはコクリと大きく頷き、言った。
ユリ「うちを……強くして下さい!!」
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