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ジャンヌ「……しまった。生理的というか物理的というか、論理的というか……まぁとにかく気持ち悪いからうっかり閉めてしまった」
人が良い、人が良いジャンヌにここまで言われたオーシャンは扉の向こうで何やら叫んでる。
セルシア「……まぁ良いんじゃないでしょうか?」
片手で扉を押さえながら笑顔でセルシアは言った。
オーシャン「くそっ!?何で開かないんだ?こうなったら……」
部屋の奥に向う足音を聞いてセルシアは
セルシア「じゃあ、次に行きましょうか?」
ジャンヌ「そうね」
といいながら次の部屋に向った。後ろから凄い激突音と変な叫び声がしたが、ジャンヌとセルシアは振り返らずに進んだ行った。
ジャンヌ「ここはね、前にマリアちゃんていうちっちゃくて可愛い子の部屋だったのよぉ」
次の部屋の前に着いてジャンヌは喋り出した。
ジャンヌ「今も、ちっちゃくて可愛い子が住んでるの」
そう言って扉を叩く。中から『は~い。ちょっと待って下さぃ』と言う可愛らしい声が聞こえた。
しばらく待っているとドアが開いた。セルシアは可愛い女の子をイメージしていたが、中から出て来たのは……
???「………」
扉の前には身長3m近くある《修羅》と呼ばれる仁王像の様な装備を着た男が立っていた。
ジャンヌ「こんにちは、クロスさん。ミリアムちゃんは奥?ちょっと紹介したい人がいるの」
驚いてるセルシアを無視しながらジャンヌはクロスに話しかける。クロスは、コクッと頷くと部屋の奥に案内した。
ミリアム「こんにちはぁ~。あら?ジャンヌさん、そちらの方はぁ~?」
ミリアムと呼ばれた銀髪で青い瞳をした少女は優雅に紅茶を飲みながらジャンヌに話しかけた。
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