0人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
真っ暗な部屋の中
一人で考えるのは
いつも貴方の事
好きだ
怖い
信用できない
嫌だ
もう無理だ
そんな言葉が
頭の中でグルグル回って
気が付けば
涙が溢れて
辛くて
苦しくて
悲しくて
この気持ちが
少しでも貴方に伝われば
私は救われるのかもしれない
でもそれは不可能で
私はずっと苦しみ続ける
私の愛は
汚れていて
貴方に伝われば
貴方さえも逃れて
しまうと思った
だから逃げるんだ
いっそ真っ暗に
汚してしまえと
そう思う私から
貴方を救う為
本当は臆病な自分から
逃げてるだけかもしれないけど
それでも良いから
逃げるんだ
君には決して届かない
遠い町
貴方が私を忘れるまで
私が貴方を忘れるまで
でもきっと
私は忘れられないから
二度と貴方には会えないよ
それでも良いから
胸の痛みなど無視して
早く逃げろ
じゃないと..
駄目になるから
逃げろ
逃げろ
逃げろ
振り向かずに
でもね最後に伝えるよ
貴方がずっと好きですと
でもね それが
さよならのかわりなんだ
私らの最後は
さよならじゃなく
私の貴方への想い
そして決意
ずっと君が好きです…
返事は聞かずに
走り出すよ
貴方には会えない
遠い町に
最初のコメントを投稿しよう!