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躊躇いがちに飛鳥を抱きしめる。
保「忘れなくていい。あいつの分も俺がお前を幸せにするから」
飛鳥に誓い、竜一にも誓いを立てる。
飛「竜一が見てるよ?」
保「長年の恨みだ」
2人は笑った。
そんな2人を竜一がヤキモチを妬きながら温かく見守っているだろう、と近くで花束を持ったスーツ姿の男が小さく微笑んだ。
「保さん、飛鳥さん。どうか兄さんの分まで、お幸せに」
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