愛しい君のために

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出会いのきっかけは 単純なものだった ふと顔をあげてあなたの顔を 見た瞬間に一目惚れをした こんな形であなたを 好きになるなんて 誰が想像しただろう 単純な出会いだったけど あなたにすこしでも 近づきたくて でもあなたは遠くて あなたに宛てた思いでも 行き場をなくしてさまようの どうしたらいいの どうすればいいの どれだけあなたを愛したら この想いは届くの 変わらぬ時間と変わらぬ想いが いつまでも駆け巡るように あなたの匂いはくどい位甘い香水のかおり その匂いが忘れられなくて その匂いが染み付くほど 抱きしめてほしくて 今日もまたあなたの影を 目で追っていた そんな日々の繰り返しが 少し甘く、ほろ苦い 届かぬ想いに 瞳に泪を浮かべる日もあった そんな日に限って あなたに出会ってしまう 運命の悪戯 神様のいじわる そんな顔を見られたら なんて話していいか わからなくなるじゃない 言葉が出ずに黙っていると 優しく声をかけてくれて その声がとても暖かくて 優し過ぎるから また涙する その顔を見てする困った顔も 笑っているその顔も なにもかもが愛おしくて 苦しくなる もう嫌だと思っても 胸から気持ちが消えなくて 脳裏からあなたの顔が浮かんできて あなたの匂いが薄れなくて 濃く強くあたしの中に 刻み込まれたあなたは 思い出でも記憶でもなく 紛れも無く大切な人になった 諦められないとは思うけど この気持ちくらい まだ持っていてもいいよね? これを読んだあなたに聞きます 大切な人、大切だった人。 あなたにとってのこの人方は 思い出ですか? 脳の片隅に残る記憶ですか? それとも永久に消えない恋心ですか?
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