序章

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難病を抱えてあたしは生きてきた 告知された時 いっぱい泣いた。 病気を心から呪った。 でも 支えてくれる人がいる... その事実が あたしを救ってくれたんだ。 目を閉じる。 思い浮かぶのはあの笑顔。 病気があったからこそ感じられた人の温もり、優しさ。 今度はあたしが返す番だからね。 だからどうか見守っていてね。
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