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エドガー・ホーキンス、11歳の冬。
生まれながらにして重度のアレルギー性皮膚炎と器官不全を抱えてしまった少年。
その肌は太陽の光にさらされると燃える様にただれてしまい、外に出る時はその反応を防ぐために黒い布で全身を覆わなければならない。
しかし服を着てさえいても直射日光は絶対に禁物であり、屋外に出る事は専門の医者から固く止められていた。
それでも彼は、彼自身の抱く大志のために無理をしてでも学院に足を運んでいた。
すでに肌はただれきってしまい、ひどい場合には出血さえも起きていた。
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