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「ねーねー♪数学の時間、何ボ~としてたの?」
6限の終礼と同時に、真里亜は康介の席の前に来て、康介の顔を覗き込んだ。
目の前の真里亜の澄んだキレイな瞳に一瞬釘付けになり、黙り込んでしまった。
「康介?」
真里亜は首を軽く傾げた。
「ど~せHなことでも考えてたんだろ?」
康介の肩に肘をのせてきたのは恭一だった。
「え?!そぉなの?康介?!」
「ば、バカ!ちげぇよっ!!!」
………真里亜と付き合うことばかり考えていた、とはさすがに言えない…
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