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原付に2人跨がると、真里亜は康介の腰に軽く手を置いた。 「そんな軽く握ってたら振り落とされるぞ」 「へ、平気ョ」 真里亜は原付で2人乗りをしたことがないようで、かなり緊張しているようだ。 「振り落とされないよぉにな。じゃ行くよ」 ブォォン!!!! 恭一はマフラーをいじっているのか、エンジンをかけた途端原付とは思えない音が響いた。 「ひゃぁっ」 真里亜は原付が走り出したと同時に康介の腰に抱き付く。 真里亜の手が、顔が、足が、そして胸が…… 康介の背中にくっつき、 真里亜の暖かさと柔らかさに 康介は恥ずかしくて仕方なかった
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