9/15
前へ
/15ページ
次へ
5限にはギリギリ間に合った。 教室に入ったのは数学教師とほぼ同時だった。 「ギリギリセーフだったね!!」 真里亜は斜め後ろの席にいる康介の方に振り向いて小声で、ほぼ口パクでそう言った。 康介は、親指をグッと立てた。 それを見て真里亜は微笑んで前に向き直った。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加