1268人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい‥//私は岡崎綾乃です。これからどうぞよろしくお願いします。あと、あの‥」
とりあえず部屋‥やっぱり隣の部屋が男の子っていうのは気まずいし。
部屋の事言わなきゃ‥
「何かな?」
「私の部屋変えてもらいませんか?」
「は‥?」
一瞬王子様のように微笑む彼の顔が歪んだ気がした。
だが‥すぐに
「綾乃ちゃんは僕の事嫌なのかな?」
「いえ‥そういう訳じゃなくて、私はただ‥」
「ここじゃなんだから‥僕の部屋で話そうか。」
王子様のような素敵な笑顔‥けどどこか怖い‥‥。
きのせい――?
.
最初のコメントを投稿しよう!