<特訓>

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ーーナレーションSide ----20分後 フロール「ご、ごめんなさいなのだ...。」 あれからフロールはセレスに説明され、自分が悪い事に気付き、今の状況にいたる。 アディ「あぁ、もういい。」 半ば呆れぎみで答える。 カリス「ところで、特訓とは何をするんだ? それに何故学園長がいるんだ?」 カリスの言う通り、いつものメンバーにリリスが加わっている。 アディ「リリスは俺が誘った。」 「「「リリス!?」」」 皆は学園長を呼び捨てにした事に驚いているようだ。 アディ「ん?何か問題があったか?」 アディは当たり前のように返す。 カリス「あるに決まっているだろう!学園長を呼び捨て リリス「いいんです!」 !?」 リリスがカリスの言葉を遮り話し始めた。 リリス「わ、私がお願いしたんですから///」 リリスがそう言うとクリスが目を光らせた。 クリス「へぇ。ということはライバルですね、姉さん」 リリス「ま、負けませんから!」 二人の間に火花が散る。 アディ「ん?まぁ、なんだか知らないが姉妹仲良くしろよ。」 アディがまたもや鈍感発言。 リリス「.....なんだかケンカしてるのが馬鹿らしくなってきちゃったわ。」 クリス「...ですね。」 二人は戦意喪失した。 アディ「それはよかった。 じゃあ、特訓について話そうと思う。」 皆はため息つきつつ、アディの話を聞く態勢をとった。 アディ「まず、夏休み中に大会に向けて合宿をしようと思う。」 サリー「どこでやるの~?」 片手を上げながら元気よく質問した。 アディ「それは秘密だ。だが確実に強くなる。」
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