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皆が席に着くと同時にカリスが入って来た。
カリス「廊下でギルバードが壁殴ってたけどどうかしたのか?」
カリスは別に気にしていないが教師なので一応聞いた。
アディ「あいつは、自分の拳の限界がどこまでかはかってるぞ。
邪魔しないでくれって言ってたな。」
アディが有りもしないことを言う。
カリス「そうか、それはしょうがないな。
じゃあ、授業を始める。」
結局バリー抜きで授業が始まった。
カリス「まずは魔法についてだな。まず魔力というものが存在しており、大まかに「空気中にあるもの」「生物に宿るもの」の2つに分けることができる。
宿った魔力には、[属性]がついている。
一般的にこの魔力は[属性魔力]と呼ばれている。
属性魔力は一人につき1種類とされている。
まぁ、全帝様は例外だかな。
魔法は、空気中に存在する魔力に自分の属性魔力を混ぜて、発動する魔法の魔法陣を理解し頭の中に思い浮かべないといけない。
そして魔法名を言い初めて発動する事ができる。あと無永昌というものがある。
これは、指を鳴らしたりするだけで魔法を発動させる技術だが、魔力を余計に消費し難易度も格段に上がる。」
カリスの説明を聞いて、ほとんどの人がわかっているようだが、いつの間にか帰ってきていたバリーだけが「へぇ~」と言っていた。
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