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そんなこんな?でマイルは先に帰り、俺はアル先生の講義を受けてやっと一息ついていた。
「はぁー。疲れた…。」
(だいたい今更俺に勉強なんてする必要なんて無いんだよ!本当にめんどくせー。)
「はぁー。」
また深いため息をついてソファーに深く腰を落とすと…
コンッコン…
ドアを誰かがノックした。
「誰だ?!俺は今機嫌が悪い…用があるなら後にしろ。」
ルチアがドアに向かって怒鳴る。
するとドアの下から手紙が出てきた。
(なんだ?…)
「誰だ?出てこい!」
ルチアがドアを勢いよく開けた…が、ドアの外には誰もいなかった。
(クラウスの嫌がらせか…?)
ルチアは真っ先にクラウスを疑った。
「それよりこの手紙なんだ?」
ルチアがドアの下に落ちている手紙を拾い上げた。
送り主の名前はかかれていない、ただ迷える者へと面に書かれているだけだった。
「クラウスめ!手のこったいたずらしやがって!」
ルチアの中ですでに犯人はクラウスだった。
(まぁーおもしろそうだし、見てやるか。)
ルチアは乱暴に手紙を開けた。
そこには…
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