-プロローグ-

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朝日が眩しく俺を照らす。 「…何処だここ?」 何処かの公園のベンチで眠っていたらしい。新聞紙を布団がわりにして。 着ている服は龍ヶ崎高校の制服。所持品は必要最低限の物とメモ帳。 それには自分の名前であるらしい「飯田 慎」という文字と、「恋人 春日 嵐」という文字が。 「誰だこれ?」 名前だけでは何も浮かばない。 だが、思い出さないといけない。 一年前に俺の身にあった出来事を……
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