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白夜「で?何か話しがあったんじゃないのか?」
ようやく奈々が元に戻ったところで白夜が話しを戻した
奈々は少し暴走してしまったため恥ずかしそうに頬を赤くしていた
美冬「実はね?今日は”これ”を渡そうと思って来てもらったの♪」
美冬は引き出しから二つの箱を取り出した
片方には綺麗な蒼い宝石が埋め込まれ装飾を施された銀色の大きさの多少違う指輪が二つ
もう一つにはほとんど何もされていないシンプルな白い腕輪が二つ入っていた
両方共独特な雰囲気を出している
奈々「??……この腕輪……魔力封印の魔具ですよね?」
※魔具=魔力の通っている特別な能力を持った道具である(マジックアイテムとも言う)
能力は造った人によって様々で強さによってランクが違う
ちなみにランクは下級から最上級まである
美冬「さすが奈々ちゃん♪そのとうりこの腕輪は最上級の魔力封印の魔具よ!そ・れ・も特注で造ってもらった二人専用の腕輪なの♪」
美冬は得意げに胸を張って言った
白夜「腕輪はわかった……で?こっちの指輪は?」
白夜は二つの指輪を指して聞いた
美冬「こっち?こっちはただの婚約指輪よ♪」
白夜「はぁーーーーーーーー!?」
奈々「えぇーーーーーーーー////!?」
学園長室に二人の大声が響いた(いくつかの授業がこの大声で一時中断したとかしないとか)
美冬は平然と微笑んでいた
白夜「かっ母さん!?なっ何勝手に婚約指輪なんか準備してんだよ!?」
さすがの白夜も顔を赤くして取り乱していた
奈々が「白が照れてる……可愛い♪///」と思っていたのは別の話し
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